八王子は「日本遺産」として文化庁の認定を受けており、その構成文化財は八王子城跡、高尾山、多摩織など有形・無形含め計30件で構成されています。日本の文化を代表するエリアのひとつです。そこで、地元の食材を楽しみながら、八王子の自然や美術作品、歴史的な遺跡に触れられるコースをご紹介。初心者でも楽しめるハイキングコースもあります。

幅広い時代、ジャンルの美術作品を収蔵・展示する美術館

絵画や版画、写真、彫刻、武具・刀剣など、国内外のさまざまな美術品を約3万点収蔵。なかでも、西洋絵画の歴史がわかる油彩画コレクションや、写真の黎明期から現代までの作品を集めた写真コレクションは豊富な収蔵数を誇ります。

常設展のほか、世界各国の美術館の作品を展示する特別展覧会なども開催。館内には、創作フレンチやスイーツを味わえるカフェレストランや、オリジナルグッズが揃うミュージアムショップもあります。

外観はモダンな装い。商品にも工夫が凝らされています

「東京初」かつ「東京唯一」の道の駅です。農産物直売所「ファーム滝山」では、地元産の新鮮な野菜などを購入することができます。そのほか、地元食材を用いた昔ながらの総菜や八王子産の牛乳を使ったソフトクリームなど、思わず食べたくなるものがたくさん。

パスタやデザートを食べられるカフェ「滝山茶店」、八王子で製麺したそば・うどんなどを食べられるフードコート「彩食庵」などもあります。

地元産野菜をたっぷり使ったメニューが中心です

季節の野菜ビーフカレー、季節の野菜ハンバーグ、旬野菜の天ぷらを使った冷製そば・うどんなど、地元・八王子市や周辺地域の新鮮な食材を使ったランチなどを提供しています。

使っている野菜は多くが、「八王子ふぁむ」の自家農園で栽培されたもの。従事者不足の農業と福祉とを連携させ、安全でおいしい野菜を生産しています。

落ち着いた雰囲気のレストランで、採れたて野菜たっぷりの料理をいただきましょう。

北条氏照の居館跡など城跡内には遺構が残っています

深沢山に北条氏照は新たに城を築き、天正15年（1587）以前に居城を移しました。北条氏の支城の中では最大規模の山城であったようです。

しかし、天正18年（1590）、氏照が小田原城に入って留守の間に秀吉軍の猛攻を受け、攻め落とされてしまいました。現在は国の史跡に指定されています。

八王子城跡は、初心者から経験者まで楽しめるハイキングコースとしても人気があります。山頂への登山道途中からは眺めがよく、晴れた日には関東平野を一望することができます。

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